よく鳴く。
ぶーちゃん(ラグちゃん)のお話である。
共同生活を初めて何日がたったであろうか。
「にゃ〜」
「にゃ〜ん」
ケージに帰すと鳴き出すのである。
出してあげるべきなのか、それとも出すとわがままになってしまうのか。
人間としては迷うところである。
なんせ、猫の気持ちはわからない。
女心すらわからないのに猫心を理解しろという方が無理なのである。
ひとまず猫になりきってみた。
結果、出してあげることにしたのだが、
後ろから「甘やかしている」という声が聞こえて来るのだ。
甘やかしているわけではなく、母猫の気持ちを的確に捉えた結果であることを彼女には伝えたい。(うそ)
ケージのドアを開けた理由は、みなさまの想像の通りである。
さて、話題のぶーちゃんであるが欲求任せの「にゃ〜ん」とは別に鳴く時がある。
喉を鳴らすのだ。
朝方や帰宅時、就寝前。
ケージから出した際は、ほぼ確実と言っていいほど
こちらが寝っ転がると喉を鳴らしながら顔と顔を擦り付けて来る。
これが、かわいくて悶絶である。
(その後にお尻の穴も見せつけるのも、またオツである。)
だいたい3度から4度ほど擦り付けをすると満足したかのように去っていくのだ。
撫でてもとどまらず、なんなら撫でると嫌がって去っていくのが猫らしくCoolである。
なんというか、まぁすっかり猫ちゃんたちのファンなのであった。